2016年7月30日土曜日

マイナーチェンジ後のアクセラに試乗してきた

七月中旬に発売になった,新型アクセラの試乗をしてきました.
(追記:新型アテンザを試乗した感想はこちら)
試乗車のグレードは15XDでした.

外観写真です.
フロント側



リア側



ボクの愛車(BMアクセラXDの初期型)からは僅かにデザインが変更されていますね.
(と,言っても並べて見比べないと指摘しにくいですが)



ステアリングのスイッチ配列も変更になっていました.

エンジン始動です.
まず気がついたのはドライビングディスプレイが変更になっていること.
解像度・コントラストが変更され,視認性が上がり表示される情報量も増えています.
またフロントカメラで道路標識を認識して制限速度がカラー表示されるようになっていました.
(ときおり,誤認識により間違った表示になってしまうようです)
そして車速と比較して速度超過の警告表示が出るようになっていました.

メーター廻りの表示内容もCX-3/デミオ風に変更されていました.

走行開始です.
1.5Dということで,走行感覚としてはCX-3/デミオに試乗したときと同じ感覚になりました.
試乗ではゲートブリッジを走らせてもらったのですが,登坂時には2.2Dに比べてやっぱり力強さの面で少し物足りなく感じました.

ボクはいつも減速するときには,左パドルでシフトダウンしつつブレーキを使うのですが,どうも15XDはエンジンブレーキの効きが弱いなと思ったのですが,そうではなくてボクのクルマにはiEloopがついているので,運動エネルギー回生のバックトルクによる減速が無いせいでした.

今回のマイナーチェンジの売りの一つ「DE精密制御」ですが,愛車と比べて確かに発進時の荒さが感じられなかったのですが,それが制御によるものか単に1.5L DEのトルクが低いことによるものかまでは判りませんでした.
いつか2.2Dの試乗ができたら確認してみたいです.

売りのもう一つ「G-Vectoring制御」ですが,これは説明するのがとても難しいです.
運転していて,機械によって制御されているなって感覚はまったくありません.
例えば交差点で曲がるとき,いつも通りにスロットルを閉じて,いつも通りにシフトダウンして,いつも通りにブレーキペダルを踏んで,いつも通りにステアリングを切ると,いつも通りに曲がれるのですが,何かこちらの意図とは違う制御をクルマ側で行っているという感覚はありません.
それなのに曲がったときの感覚はいつも通りではなく,とてもスムーズに曲がれたのです.
↑これは愛車がアクセラXDで,かつ試乗ルートを普段利用している道にしてもらった上での比較です.
とても不思議です.
何度曲がっても(そういうルートなんです),いつもよりスムーズに曲がれるのです.
試乗を終えて帰るときに愛車を運転してみると,別にクルマの反応が粗雑に感じることはなかったのですが,なにかスムーズさに欠けている感覚がありました.

上手く説明できないことに,これ以上言葉を重ねても上手く伝えることはできないでしょう.
もし興味が湧いたなら試乗をお薦めします.

以上,アクセラ試乗の感想でした.


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